こんにちは。プロフェッショナル科アパレルコース4年の一面風季です。
私は2016年の10月末から、今年の5月末まで、海外にいました。イギリスのロンドンで半年間ファッションデザインを学ぶために留学し、その後1ヶ月間は、ベトナムのホーチミンで服飾生産工場の見学などをして過ごしました。
↑ロンドンを代表するビッグ・ベン
↑ベトナムのフォー
今回は、私が過ごした7ヶ月の留学生活について紹介させていただきます。
皆さんがご存知の通り、ロンドンは日本から直行便でも12時間以上かかる距離で、さらに世界でもかなり物価の高い国です。
↑ラーメン1杯2,000円弱!
学費と生活費を全て自分で出すのは難しい。でもそろそろ留学しておきたい。
あ〜〜お金降ってこないかな〜〜と一日5回は思っていたとき、「トビタテ!留学Japan日本代表プログラム」という奨学金制度があることを思い出しました。
「トビタテ!留学Japan日本代表プログラム(以下トビタテ)」は、日本政府と企業が、2020年までに約1万人の学生を海外に送ることを目標として、4年前に始まったプログラムです。奨学金は税金ではなく、たくさんの企業からの寄付で成り立っています。
年に2回の募集が行われ、現在第8期生の募集・選考を行なっています。私は4期生として合格しました。
↑壮行会の様子
トビタテのすごいところはいくつもあり、
・留学だけでなく、インターンやボランティアなどの活動など、自分なりの留学プランで行ける
・28日〜2年までで期間は自由
・世界中ほとんどどこでもOK
・学校の成績や、高度な語学力を問われない
・生活費がもらえる
・往復の渡航費がもらえる
・学費の補助をしてもらえる
など、非常に柔軟性があり、お金の面でも手厚い支援が受けられます。
さらにすごいのは、トビタテの奨学金は返済する必要がないということです。実際に受けるとなったら、事前・事後研修に行くことや、奨学金の上限についてなど様々な規定はあります。しかし、私がトビタテ生になって感じた一番の魅力は、様々な分野の友達ができることです。
↑ロンドンにいるトビタテ生集合の夜
小井手は学生と学校の距離が近くて、学生が挑戦したいと思うことを伝えれば、しっかり対応してくれます。私は学校にとって初めてのトビタテ生だったので、色々大変なこともありましたが、いつでも親身になってサポートしてくれました。
してみたいけど、なんだか現実味がない。自分にはできない。
そう思っている人もいるでしょう。
でも、外国だってそこに住んでいる人が居て、その人たちの生活があります。ちょっと勇気を出して行ってしまえば、あとはだんだん自分の日常になっていきます。
しかし「留学」は、学校で学ぶ知識や技術だけでなく、そこでの生活も大きな刺激になります。
海外生活で自分を変えることができるかは分かりませんが、たくさん経験することは、経験しないことより楽しいはずです。
留学に興味のある人、トビタテ気になるな〜と思った人は、以下のホームページを見てみてください。海外生活があなたの日常になるかもしれません。
http://www.tobitate.mext.go.jp/sp/index.html
次回は、「なぜロンドンとホーチミンを選んだのか」を中心に書くつもりです。
ありがとうございました。